概要
組織名 | 一般社団法人 住宅基礎コンクリート保存技術普及協会(略称:住コン協) |
---|---|
所在地 | 大阪府高槻市川西町1丁目26-5 環境機器株式会社内 |
設立年月日 | 2019年1月11日 |
役員 | 会長:柳 広幸 副会長:片山 淳一郎 監事:志賀 幸二郎 顧問:篠原 順郎 |
協会員 | 一覧PDF(2024年4月1日現在) |
TEL/FAX | TEL:072-681-1175 環境機器株式会社内 FAX:072-681-1177 |
事業内容 | ・当協会の組織・運営 ・一般戸建住宅における基礎コンクリートの保存技術の研究 ・会員に対する基礎コンクリートの保存技術の研修 |
当協会設立にあたり
昨今の一般戸建住宅の補修・メンテナンス状況を見ると、一番重要であるべき基礎コンクリートへの対応・対策があまりにもバラバラです。
古い基礎には、鉄筋が入っていない無筋コンクリートの基礎があり、鉄筋の役割を担う計画的な補強が必要ですが、安易に片面だけ強化繊維を貼付けたり、又、有筋基礎は、鉄筋が錆びないようにする事を目的にした補修が必要なのに、ひび割れがある事を脅迫的に伝え、意味のない補強をする等、そのコンクリートの劣化状況に応じた改修提案が出来ない業者が増え、消費者に不利益を与えている現状があります。
当協会は一般戸建住宅の基礎コンクリートの保存技術を研究し、その作業性及び確実性を向上させることを目的とし、会員に対しその独自技術を研修することで同技術を標準化し、住宅の長期補修および長期利用を実現していくことによって社会に貢献していくことを目的として設立する事としました。
住宅基礎コンクリート保存技術普及協会
会長 柳 広幸
略歴
1985年 | 自動式低圧樹脂注入工法の開発者・篠原順郎氏に出会い建設省との共同研究に携わる。 |
1989年 | ハウスメーカー向けのアフターサービス点検代行業を中心にしたビルシステム株式会社を設立。 |
1998年 | 住宅品質確保促進法で基礎のひび割れ幅による瑕疵レベルが制定されたことで、公的な指針に採用された自動式低圧樹脂注入工法をクレーム対策とするハウスメーカー向けに床下作業での施工性・確実性を備えた「注入ドーム工法」を開発する。 |
2009年 | 大手リフォーム会社の基礎ひび割れ補修として自動式低圧樹脂注入工法である「注入ドーム工法」が採用され、全国の指定防蟻会社数十社に施工指導を行い現在に至る。 |
「住宅基礎コンクリート保存技術士」資格認定について
当協会は会員の方々へ、基礎コンクリートの正しい補修知識と技術の習得のために下記の講習を行っています。
講習を受講し、それぞれの講習において認定された方に対して、本協会より「住宅基礎コンクリート保存技術士」の資格認定証(右写真)を発行しています。
講習内容
- 基礎コンクリートひび割れへのエポキシ樹脂注入講習
- 基礎コンクリート欠損・爆裂への樹脂モルタル埋め戻し講習
- 基礎コンクリート保護処理講習
- 基礎コンクリート調査講習